LYRICS
届かない青
lyrics & music : maki / arrangement : ぐれふるかざした手からこぼれるグリーンと日差し
とてもきれいで好きなのに
ときどき眩しくて痛いと感じる
深呼吸してなにもないふりをしても
目をそらせない現実が
視界に 心に・・・
60年って短かったよ
親の言葉が胸にしみた
なにもないわけじゃないけど
あまりにちっぽけで切ないや
手を伸ばせば 届きそうで
さわれもしない届かない青
もしも願いを祈り続けたなら
いつか届く日がくるのでしょうか？
季節は巡り 灼熱の夏をぬけて
秋には穏やかに色を変え
冬にはこの地に自然にとけこむ
そんなふうに何年見てきたのだろう
この木の緑と新しく入ってきた人を
うつむいた私を見て
君はそっと笑ってくれる
「別にそれでいいんじゃない？」
つないだ手のひらが宝物に感じた
手を伸ばせば 届きそうで
さわれもしない届かない青
きれいだねって見上げるだけで
それも幸せじゃない？君は笑った
特別なんて何もなくても
静かに刻むこの時間が
築いてくれることだってあるよと
君が教えてくれた
手を伸ばせば 届きそうで
さわれもしない届かない青
叶わなくても 悲しみじゃなくて
笑って見届けるよ
気付きにくいけど あの青のかけらは
ちゃんとこの手の中にある
手のひらサイズのちいさな
でもあたたかな青
photo by K.T (Thank you!)
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ビルダークリニ